東京電機大学 様
“非線形集積回路を用いた脳型コンピュータの開発”を支えるSVM
コンピュータダイナミックス株式会社(本社:東京都新宿区百人町、代表取締役:坂本 寛、以下コンピュータダイナミックス)
は、SVM(Storage Virtualization Manager)を、東京電機大学、工学部、電子工学科、堀尾研究室に設置致しました。
SVMは、ストレージ製品を集中管理するだけでなく、個別のストレージ製品以上の機能・安全性を提供しようという発想の製品です。また一方で、他社競合製品とは比較にならないほど、オペレーションコストを抑えることができます。さらに、リモートミラーリング機能を活用することで、離れた拠点に安全かつ確実にデータを送信することができます。
電子工学科 堀尾教授の研究室
「脳」の情報処理原理を理解するためには、脳のダイナミックな動作を解明することが必要です。具体的には、動的な脳の
数理もでるを非線形集積回路で実装することによる脳の構成論的研究を行なっています。
堀尾研究室では、アナログ集積路技術により実数演算が可能なニュートラルネットワークを実際にIC化し、ダイナミックスを観測、研究することによって脳の情報コーディングや処理原理を解明しようとしています。研究の要となるLSIの設計にはCAD装置を使用しています。
そのため、設計の過程における情報はサーバ内のディスクへ保存されます。さらに、観測対象は非常に多次元になるため、大量の測定データをディスクに保存し、解析のために共有する必要があります。
システム要件
●24時間365日、コンピュータを使える環境にしたい。
●高速共有デバイスに、大量の測定データを保存したい。
●バックアップに煩わされない研究環境を作りたい。
「学生の研究は、昼夜を問わず行なわれます。午前中・夕方・真夜中と時間にしばられることなく研究に没頭するためには、
必要な時間にすぐにコンピュータが使える研究環境が必須です。SVM導入前、研究室ではテープ媒体への古典的なバック
アップをその都度、手動で行なっておりました。その度に、研究の手を止めなくてはならないし、人力なので忘れてしまうことも
多々ありました。これでは本来の研究に安心して打ち込めません。24時間365日使われる環境の中で、データの保護には
どのような手段を嵩じるべきか・・・堀尾研究室では研究成果を活かすバックアップ方法を模索していました。
導入効果
第1次バックアップは・・・SVMによるデータの瞬間保存
SVMのオプションのひとつに、OSやファイルシステムに依存しない新型のスナップショット機能、Multi-Viewがあります。このMulti-Viewのスナップショット機能を用いて、使用しているデータのイメージを、わずが数秒でディスク内に取得します。たったの数秒で、すべての設計データを保存することができるのです。ブロック単位での保存となりますので、データの整合性は100%です。データが適切に保存されたのかどうか判別に頭を悩ませていた過去とはサヨナラ。安心して研究に没頭する日々を送ることができるようになりました。
第2次バックアップは、後でゆっくりとテープへ保存
日々の研究は、データの損失を考えることがなくなって、一安心。サーバが壊れた時も、SAN環境を構築しているので、代替サーバを接続すれば、今まで通りの研究を再開できます。導入前は、壊れたら内蔵ディスクを新しいものに交換し、バックアップしていたテープ装置からデータを戻す作業を行なっていました。しかし、この方法だと昔のテープを読めなくなってしまうことも稀にあり、再度データの打ち込みをやり直さなければならない最悪のパターンも経験しました。今は、もうそんな悪夢とも無縁の日々です。
堀尾教授からのコメント
「SVMは、魔法の箱ですね。アーキテクチャが、独創的で興味深いです。」と、語るのは堀尾教授。「導入したSVMは、従来のストレージに関する専門的な知識がなくとも簡単に扱うことができます。私の研究室では、学生がSVMを使って手軽にバックアップをとっており、データの整理も日常的に行なっております。そのため、必要とするデータを学生が各自で取り出すことができ、研究がはかどります。」






